UFO 【小池キヨミチ】

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 ひとりごと - 謎の飛行物体

 アメリカ合衆国コロラド州在住 在米写真作家が綴るひとりごとシリーズ [もくじに戻る]


 謎の飛行物体

 私が学生だった頃に「UFO」という言葉が流行り、未確認飛行物体に対する関心や興味が高まったことがある。アメリカのテレビ番組だと思うが、「インベーダー」という題名のストーリーが毎週民放で放映された。それと同名のゲームが流行りだしたのはもう少し後で80年代に入る前頃だったろうか。今から思えば現在の若者の本能を蝕んでいるゲームブームのさきがけだったように思える。

 しかしながら、ここで私が書こうと思うのは、それらとは直接関係なく実際に見た説明のしようのない「なにか」のことである。私は砂丘のテーマを中心にアメリカ中西部のロッキー山脈を含めた大陸の背骨を中心に撮影活動をしているが、最初に「それ」を見たのは砂漠地帯にある自然保護地区に許可をもらって入った時のことだった。砂地の水分が凍りついて車で指定道路(単に車が通って道のようにみえる車幅のライン)を走ることができたのだが、帰り道にひとつ曲がる方向を誤って砂にはまってしまった時のことである。氷点下18℃の夜を車中で過ごすことになり、寒気に包み込まれた。その夜は月が朝1時半頃に沈んだ。月明かりのなくなった夜空は怖い位の数の星がどよめいていた。私は寒さと狭い車内の窮屈さで眠れなくなり、ときどき外にでては夜空を見上げていたのだが、その時になにか不思議な光をみた。それは衛星や飛行機のそれとは違って単に一定方向にまっすぐ流れるように移動しているものではなく、一方向だけに移動せず、様子を見ていると突然ジグザグに飛行しているようだった。光が夜空の中をじゃれるように走っては消え、どこに行ってしまったかと思うとまた姿(光)を現しては同様にジグザグに飛び、数分の間私の目を釘付けにしていたが、最終的には見えなくなってしまった。

 二度目はユタ州のモアブ北部にあるアーチズ国立公園で夜空の撮影をしている時のことだった。 夜間撮影をしていた赤岩が林立する地域でのことで、三脚に固定したカメラはバルブで開いたままにして夜空を含めた構図を狙っていた。すると北の空にやたらと明るい「星」が見えたのでそちらを見たのだが、どうも星にしては大きすぎるような気がした。そのうちに地平線に近い低い空に見えたそれは光の強弱を見せ始め、右(東)にすっと急に移動した途端に消えた。その光が見えた高さには丘や山はなく、空中にあった光であることは確かだったが、数百メートルという距離にあったわけではない中、すっと横に流れたことを考えるととんでもないスピードでかなりの距離を一瞬に移動したとしか考えられなかった。しかも、すっと姿を消していたから、無意識に鳥肌が立った。超広角レンズによる撮影だったから、その光を拾っていないかと後日現像後にポジを確かめたが、その位置には不思議なことに何も写っていなかった。

 最後に見たのは2007年9月末に、やはり大砂丘に撮影に行った帰りのこと。Hwy160に向かってHwy150を時速110キロ前後で南下している時に車(右側通行)の右後方から右前方に向けて明るい光が凄い勢いで道路と平行して低空を一瞬のうちに飛んで右前方に消えていった。流れ星のような光の形が尾をひいて飛んでいったという感じで、飛行機ではあれだけの低空飛行はしないだろうし、あのスピードでは飛べないのではないかと思えるものだった。そして前方ですっと消えたの後、一体何がどうなったのでしょう。

 この手の現象は違う次元からまぎれこんでくるという人がいるが、実際にどうだったのかは全く分からない。すでに3回見ていることになる私は何をみたのだろう。徐々にそれが近づいてみえているから、どうも次が怖いような気がしてならない。

(2007年9月)

 在米日本人写真家: 小池清通 - アメリカ合衆国コロラド州をベースに写真作家活動
                砂漠写真、砂丘写真を主体に大自然とのまじわり、つながりを写真を通して紹介

 
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写真作家 小池清通 コロラド事務所
「自然とつながる時」
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